介護職Tさん(30代)
融資を断られた介護職が、年1枚の報告で5棟まで広げられた理由
成果ひと目で
BEFORE 約4年半前
480万円年収
自己資金は約200万円、物件はゼロ
AFTER 現在
所有物件
5棟
(アパート3+戸建2)
毎月の手残り
約55万円
月
年間の手残り
約660万円
年
成果のカギ:「借りたあとの報告」を続けた
2棟目で3つの金融機関から断られたTさんが始めたのは、金利の安い銀行探しではなく、1棟目の融資元への年1回の報告でした。
一般的な進め方
物件を見つけてから、銀行を探す。融資が通ったら、そこで終わり。
Tさんの進め方
借りたあとも、年に1回、紙1枚で近況を報告。「この人なら貸したい」と先に思ってもらう。
報告レポートの中身(紙1枚)
1
入居状況と家賃の入金
今月の入居状況と、家賃がきちんと入っていること
2
この1年の修繕内容
かかった修繕を、そのまま正直に
3
返済後に残ったお金
手元にいくら残ったか
4
次に考えている物件
次の物件のイメージ。確定申告書と一緒に決算の時期に提出
「夜勤を減らせたので、息子の寝顔じゃなくて起きている顔を見られるようになりました」
― Tさんから届いた言葉
Tさんのストーリーを詳しく読む
先日、Tさんと久しぶりに面談をしました。開口一番、「名取さん、この春から仕事を週3日にしたんです」。Tさんは30代の介護職で、奥さまと保育園に通う息子さんの3人家族です。4年半前にお会いしたときは、年収480万円、自己資金は約200万円、物件はゼロという状態でした。
1棟目の戸建は、地元の信用金庫さんの融資でスムーズに購入できました。ところが2棟目のアパートでは、3つの金融機関から続けてお断りの連絡が。「やっぱり、介護職の年収じゃこれ以上は無理なんですかね…」と、Tさんはぽつりと言っていたそうです。
そこから始めたのが「借りたあとの報告」です。1棟目を貸してくれた信用金庫さんに、年に一度、紙1枚のレポートを持参しました。中身は、入居状況と家賃の入金、この1年の修繕内容、返済後に手元に残ったお金、次に考えている物件のイメージ。決算の時期に合わせて、確定申告書と一緒に届けました。
金融機関の担当者さんは、「貸したお金がちゃんと回っているか」をとても気にしています。ところが、自分から報告に来る人はほとんどいません。2年目にレポートを持っていったとき、担当者さんから「次の物件が見つかったら、まず一度うちに相談してください」と言われたそうです。そこから、アパート3棟は同じ信用金庫さんと、その紹介で知り合った地銀さんで融資がつきました。
名取講師コメント
私も最初のころは、融資が通ったらそれで終わりと思っていました。担当者さんに「たまには、いい話も聞かせてくださいよ」と笑われて、ハッとしたんです。融資は「一度きりの審査」ではなく、「続いていくお付き合い」です。(融資の判断は金融機関ごとに異なります)
杉田講師コメント
融資は、通った日がゴールではなく、お付き合いの始まりだと思います。年に1枚の報告は、地味ですが、金融機関から事業者として見てもらうために、いちばんハードルの低い一手だと考えます。
この事例のポイント
- 融資は「一度きりの審査」ではなく、借りたあとも続く関係と考える
- 年に1回、紙1枚の報告で、「この人なら貸したい」と思ってもらう
- 1棟目を買う前から、「借りたあとにどう報告するか」まで想像しておく
今お付き合いのある金融機関の担当者さんに、最後に連絡したのはいつですか。融資の相談の仕方や、担当者さんとの関係の作り方は、セミナーでも事例を交えてお話ししています。
※物件数や手残りは、本人の実績を元にした目安です。融資の可否・条件は、金融機関と個々の状況によって異なります。
※本事例は会員個人の実績であり、同じ成果を保証するものではありません。不動産投資には価格変動・空室・金利変動等のリスクが伴います。
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