歯科技工士Hさん(50代)
「満室」の物件を契約前日に見送り、半年後に別の物件を購入できた理由
成果ひと目で
BEFORE 契約の前日
契約日まで決めていた「満室・利回り約9%」の物件
8戸・5,800万円。「プロが選んだ物件だし、満室なら安心」
AFTER 半年後に購入
別の中古アパート
6戸
(価格3,900万円)
年間の家賃
約430万円
年
入居者
5年以上
住み続けている方が多い
成果のカギ:レントロールの「入居日の並び方」を見た
契約の前日、面談でレントロール(入居者の一覧表)を一緒に見ました。8戸のうち6戸の入居日が、直近3か月に集中していたのです。
一般的には
利回りと価格を見て、判断する。
Hさんは
入居日の並び方を必ず見る。不自然に固まっていたら、1年後に一斉に空く心配があるため、見送った。
その後の流れ
1
契約の前日にレントロールを確認
8戸のうち6戸の入居日が、直近3か月に集中
2
さらに調べると…
家賃2か月分の無料や、広告料を多めに出して、急いで部屋を埋めていた
3
その物件を見送る
「せっかくここまで来たのに…」と、かなり迷った
4
半年後に、別の中古アパートを購入
入居者の多くが5年以上住んでいる物件。年間の家賃は約430万円
「あの日、一覧表を開いてなかったらと思うと…。見送る勇気も、物件購入の一部なんですね」
― Hさんから届いた言葉
Hさんのストーリーを詳しく読む
「満室なので、すぐに家賃が入りますよ」。物件の紹介で、よく聞く言葉ですよね。でも、その「満室」がいつから満室なのか、確認したことはありますか。会員のHさんは50代の歯科技工士で、奥さまと2人暮らし。物件を買うのは初めてでした。ある業者さんから、8戸のアパートを紹介されたそうです。価格は5,800万円、満室で、利回りは約9%。「プロが選んだ物件だし、満室なら安心だろう」と、契約の日取りまで決めていました。
ところが契約の前日、面談でレントロール(入居者の一覧表)を一緒に見たときのことです。8戸のうち6戸の入居日が、直近3か月に集中していました。さらに調べると、家賃2か月分を無料にしたり、仲介さんへの広告料を多めに出したりして、急いで部屋を埋めていたことが分かりました。つまり、売るために「満室の形」を作っていた可能性があるということになります。
Hさんは、その物件を見送りました。正直、かなり迷ったそうです。それから半年後、Hさんは別の中古アパートを購入しました。6戸で3,900万円。入居者の多くが5年以上住んでいる物件で、年間の家賃は約430万円です。
名取講師コメント
入居日の並び方は、必ず見るようにしています。ここが不自然に固まっていたら、1年後に一斉に空く心配があるからです。私も最初のころは、「満室」という言葉だけで安心してしまったことがありました。あとで入居日を見て、冷や汗が出たのを覚えています。
杉田講師コメント
見送る勇気も、立派な投資判断だと思います。「満室」という言葉より、入居日や募集条件のほうが、物件の実態を表していることが多いです。ここは、必ず確認してください。
この事例のポイント
- 「満室」という言葉だけで安心せず、いつから満室なのかを確認する
- レントロールの「入居日の並び方」と、募集条件(無料期間・広告料)を見る
- 合わない物件を見送る勇気も、物件購入の一部
あなたが今検討している物件、入居日まで確認していますか。レントロールの見方や、契約前に確認したいポイントは、セミナーでも事例を交えてお話ししています。
※物件ごとの状況は異なります。個別の取引について、特定の事業者の評価を示すものではありません。
※本事例は会員個人の実績であり、同じ成果を保証するものではありません。不動産投資には価格変動・空室・金利変動等のリスクが伴います。
※会員さんのプライバシー保護のため、内容の一部を変更しています。画像はイメージです。